31.サンバーでのドライブ

  • 2019.06.11 Tuesday
  • 17:06

 2月初旬、例のスバルサンバーに乗って南山の部室に行った。部室に自分のものが置いてあった物を家に引き上げる必要があったからだ。その帰りがけにスルメに会った。スルメはアサノ氏に車で送り迎えしてもらっていたので、汚いボロボロサンバーに乗ってくれるかどうか分からなかったが声をかけてみた。サンバー

「どうだい、ちょっと汚いけどこのサンバー乗っていかないかい?」すると「えーっ!、乗せてくれるの?うれしい…私、今日は栄に買い物に行こうと思ってた。そこまでだったら乗せてって!」

 

 名古屋の道は広いけれど車が混んでいて、速く走れない。慎重に運転しながらも、ラジカセを積んで運転していて「借りたレオンのレコード、テープに録音させてもらったよ。聞く?」

「えっ録音までしてくれてたの?レオンさん、すてきでいいでしょう?(笑)…ここで聞かせて!」

 カセットのスイッチを入れ、録音テープから流れる渋いレオンの声と曲に合わせて、適当に口ずさんでいるとスルメもいっしょに口ずさみはじめる。”I've been so many places in my life and time… ” A song for you の曲

 スルメはこの時、とても上機嫌で明るかった。でも、この曲をいっしょに口ずさみながら、この一年足らずの南山での思い出をどうしようと思っている赤シャツの目から涙が溢れ出てきた。寂しさの涙が窓から入り込む外の風に吹き飛ばされていることにスルメは気づくはずはなかった。

 

レオンラッセルの名曲 A song for you  を調べて訳してみた。レオンラッセルは歌手であるがその時の歌手の心情を歌にしたものだ。その当時は意味もわからず、聞いて歌ってたのだが…

 

今までいろんなところを旅してきて沢山の歌を人前で歌ってきた

何千人もの観衆の前で…
でも今は君と僕の二人きり 君だけにこの歌を歌っている

辛いこともあっただろう でも分かってほしい

僕らの仲間たちは大切なことを教えてくれた 惜しみなく真実を与えてくれた
言葉だけで通じないなら メロディーを聞いてくれればいい 
そこに真実が隠されているから

時も場所も関係なく、心から求めている みんなは僕の心の友
もし自分がいなくなってしまっても 一緒にいた日々を思い出して!
二人きりで 歌っていたことを 仲間みんなに 歌を捧げていたことを…

 

自分の身上と心境をそのまま歌ってくれている気がした。

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